社内じゃなく社外で勝つ ~左遷された勤め人の生き方~

左遷された窓際サラリーマンが、やりすぎな節約とほどほどの投資によって出世エリートより幸せになれることを証明するブログ

窓際部署の居心地が良くなった時、人は幸せになれる

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俺はもう左遷されて随分経ちます。

 

 さすがにもう本社へ戻りたいとか、栄転部署に配属されたいとか、強がりでもなんでもなく1ミリも思っていません。

 

 と言いますか不思議なもので、左遷当時はあれだけ戻りたい戻りたいと神頼みをしていた自分ですが、本社にはもう戻りたくないのです。

 

それは窓際部署の良さを知ってしまったからです。

 

人と会わないうれしさ

本社には何千人もの社員がいます。

 

 ちょっと廊下を歩くと知合いに合って挨拶をしなくてはいけません。挨拶程度で済めば良い方で、エレベーター待ちがカブったやトイレなど、ちょっとした小話をしなくてはいけない場合もあります。

 

 本社にいた頃はそれが億劫で億劫でたまりませんでした。そもそも人見知りですし、めんどくさがり屋ですからとても苦痛でしたね。しかし今出向先の職場で他部署の人間に会うことはまずあり得ませんし、とても快適です。

 

 ちなみに本社などでは廊下ですれ違った時に挨拶をしなかったら陰で「あいつは不愛想」とか言われたりします。ほんとくだらないです(笑)

 

新たな知り合いが増えにくいうれしさ

本社にいると、毎年何十人、何百人の新人が入ってきます。

 

 つまりドンドン顔見知りがエンドレスに増えていくということです。これはもう最悪で、ただでさえ会社との距離感をできるだけ遠くに保ちたい俺は、会社内の知り合いを一人でも増やしたくありません。めったにありませんが、街で会う可能性も増えますしね。

 

 しかし本社でない窓際部署にいると、新人が入ってきてもその出向先の社員としてであり、出向元(つまり俺の会社)の新人が入ってくることはまぁあり得ません。

 

 そして本社のおじさんたちが年々退職していくので知合いは減っていく一方です。これは本当に理想の形です。

 

  今大手企業から内定をもらっている夢と希望にあふれる若者は「会社内で顔を売りたい」「顔が広くなりたい」と思っている人もいるかもしれませんが、悪いことは言いません。やめておいた方が良いです。

 

 顔が広くなって得をした人を知りません。損をした人ばっかりです。顔が広いばっかりに、少しのミスや〇〇とデキている、などの根も葉もない噂の渦中に引きずり込まれることもあります。

 

 信じられないことですが、根も葉もないウソ情報で人事異動が決定する場合もあるんですよ?これは事実です。そのうわさが本当かウソかはあまり重要視されず「そのような噂が出たなら異動させておけ」がまかり通る世界です。

 

気を付けましょう。

 

会社での出来事が大きな問題でなくなるうれしさ

 左遷されると自他共に「自分は会社にとってお荷物認定された」と認めることになります。

 

 これは一見屈辱でしんどいことですが、そのような感情は左遷された数年間だけであり、その期間を過ぎるとこれがどんどんと居心地良くなってきます。

 

 自分は会社から期待されていないので、こちらも当然出世等はあきらめ、会社を利用するだけ利用してやろうという気持ちになるのです。こうなった社員は強いです。

 

 ミスをしてもクヨクヨ悩まずに済みますし、上司にも言いたいことを言うのでストレスもたまりにくい、出世願望がないの同期の昇進にも嫉妬しない。最低限の仕事だけをして有休は気にせず全て消化できます。

 

そう、どうせ出世や人事評価には興味ありませんから(笑)

 

 会社での出来事が自分の人生に及ぼす影響と言うものは限りなく小さくなり、ストレスが激減します。

 

 本社に戻ると鬱になる人もいる 

 これは以前にもブログに書いたことがありますが、信じれないことですが左遷先から本社に戻るよう異動命令が下ったことにより、鬱になって退職した人もいます。

 

 その人は本社の人間からは俗に「左遷先」と認定されている少数の営業所に異動になったのですが、異動当初は当然落ち込んだと想像できます。誰が見ても「左遷部署」と認定されているところに異動になったのですから。

 

 しかし、おそらくその人は何か問題を起こして飛ばされたということではなく、人数合わせとしてその左遷先に異動になったのだと思われます。けれど本人からすれば落ち込みますよね。

 

 しかし何年も本社でない少人数の営業所にいると、人間関係の煩わしさもなく、出世を諦めたことによるストレス軽減によりとても居心地が良くなったと想像されます。つまり、「ストレスは減って給料は同じって良いことしかないじゃん」という最高の状態であると気づいたんだと思います。

 

 本社にいても出世できる可能性は極めて低いわけですからね。そりゃそっちの方が良いに決まっています。

 

しかしその人はある年の4月の定例異動時期に、本社に戻されてしまいます。

 

戻って何日もしないうちに休みがちになり、休職し、最後はそのまま退職されました。

 

 会社員としての本当の幸せは本社ではなく、左遷先であるという事実に気づいてしまった結果、このような形になってしまったわけですね。 

 

 

 まとめ

 ここまで説明してきたのはあくまで俺のような性格なら、ということです。もちろん中には左遷先に10年いても未だに本社に戻りたいと抜かしている人もいますし。

 

 上昇志向が抜けない人や承認欲求が強い人は左遷先は向かないでしょうし、逆に会社はお金を稼ぐためだけの場所でありプライベート優先、という人は左遷先は最高の場所となります。

 

 確実に言えるのは、出世できるのはほんの一握りであり、1度のミスも許されないストレスの中で生きているとすれば、頑張るけど出世できない社員より、左遷先のお気楽社員の方が人生は何倍も幸せであるのは間違いないと思います。

 

あなたはどのような会社員人生を歩みますか?

 

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